ヨガについて

ストレス社会におけるヨガの有効性として

自律神経への働きかけにより身体不調の緩和

精神面では不安、抑うつ疲労感の減少などの改善が

あります。

「正しく行う」ことがポイントになります。

ここ数年はオンラインレッスンと対面レッスンの

ハイブリットでのレッスンが定着していますが

やはり、初めての方はお近くのヨガ教室で対面レッスンを

受けることを推奨します。

ヨガ経験者でもオンラインレッスンは対面レッスンよりも

集中しにくく、疲労感を感じやすい、これが私の感想です。

特に陰ヨガは身体の中から生じる感覚に意識を向けていくため

環境や時間帯にも意味があります。

なぜ内側を意識するのか...ストレス状況下では自分の周りの人や

環境に対して上手く反応するために感覚器官は外側へ向けています。

ex) 見る・聞くなど

その時の内側の反応、いわゆる身体の声は　”疲れたから休もう”

”喉が渇いた”　”お腹がすいた”とサインを送ります。

ですが、外側への意識がフル回転で作動している時はこれらの感覚は

後回しにしがちです。

私の父親がまさに典型で”休む”という身体の声は完全無視をして

倒れるまで頑張るタイプです。80歳過ぎても未だに。

頑張る世代だから仕方ないとはいえ、ここまでフル無視できるのも

すごいなと思いますが。結果、心筋梗塞・腰痛・不安神経症・強迫神経症

顔面神経痛と数々の病歴がありヨーガ療法の卒業発表及び論文のテーマに

協力してもらいました。

『気づきは宝』という智慧の言葉がありますが

ヨガを通して身体の反応に気づくことから意識が変化していきます。

父のことばかり言えず、かつて私も身体の声はフル無視してきました。

自律神経失調症により摂食障害やパニック症状が出ていても無視し続け

心身を痛めつけた経緯があります。

初めてヨガをした日は忘れません。

身体は思う存分「痛い」という声を出してました。　

そして身体の重さを感じました。

思うように動けないことも体感しました。

まるで拷問のようだと感じた90分のヨガ体験でしたが

二度としたくないとは思わなかったのです。

口からは「これからもよろしくお願いします」と笑顔で先生に

伝えてました。

当時は何が起きてそうなったのか理由がわからなかった

なんかわからないけど「整った」そんな感じです。

そんな感じでいいんです。

身体がかたいから...とかよく耳にしますが

その方が身体の声がよく聞こえますよ。

誰でも行えるのがヨガです

▼陰ヨガ　～ドラゴン２～